Dynamics 365 Salesのリードを自動生成するお問い合わせフォームの作成

Webサイトのお問い合わせフォームにお客様がお問い合わせを入力した際に、Dynamics 365 Salesのリード情報を自動生成します。

以下は、Dynamics 365 Salesのリード管理の全体概要図です。
リード管理全体の内、当ブログ記事は赤枠内の内容についての記事となります。

Webサイトのお問い合わせフォームから問い合わせ内容を入力すると、Dynamics 365 Salesのリードを自動的に作成するフォームをDynamics 365 Customer Insightsで作成します。
Microsoftのフォーム作成ツールには、他にMicrosoft FormsやDynamics 365 Customer Voiceなどもありますが、これらのフォーム作成ツールでは、アクセス解析タグや広告のコンバージョン計測タグを設置することができません。
Dynamics 365 Customer Insightsはこれらの課題を解決することができます。

1. Dynamics 365 Customer Insightsにアクセスして
   サイドメニューから[フォーム] – [＋新規] をクリック。
   
2. フォームに名前をつけます。
   対象者を選択、ここではリードにします。
   [作成] をクリック。
   
3. テンプレートを選択する画面がありますが、ここでは選ばないで[スキップ]。
   
4. フィールドを選べるので適宜選んでドラッグします。
   
5. ここでは姓をドラッグしました。
   
6. 勤務先電話番号をフィールドを追加します。
   プロパティを開いて[検証] を [検証なし] と設定します。
   
7. 必要なフィールドを追加できたら、最後に [要素] から[送信]ボタンを追加します。
   
8. コンバージョンタグを入れたいので、フォームの設定の[送信後にリダイレクトする] を [オン] にし、リダイレクトURLを記入します。
   
9. [保存] をクリックします。
   
10. [公開] ボタンをクリックします。
    
11. 公開できたら[公開オプション] をクリック。
    
12. フォームの埋め込みのJavascriptコードを[コピー] して埋め込みたい画面に貼り付けます。
    
13. フォームの埋め込みが完了しました
    
14. フォームを実際に動かしてみてください。
15. Dynamics 365 Customer Insightsに戻り、対象者の[リード]をクリック。
    最新の[自分のオープンしているリード]に先ほど問い合わせたフォーム内容が自動でリードとして登録されています。
    

この記事ではDynamics 365 Customer Insightsでフォームの作成手順を説明しました。次の記事ではPowerAutomateを利用して自動返信メールを設定します。